この曲の歌詞のテーマは手紙。
手紙ってコミュニケーションのツールとして、上品で物腰柔らかそうなイメージがあるけれど、
自分の想いを言葉に変え、さらに文字に変え、とても手間がかかる。
さらには、相手のことを考える時間や届くまでにもとても時間がかかる。
と言うことはつまり、手紙にはとてつもなく強い想いが声にして伝えるより詰まっていると僕は思う。
それに愛が乗っかればなおさらに。
強く歪んだ激情の音の中、桜咲く季節の恋の歌。
(牧達弥)
人はなぜこんなに愚かなんだろう?
日常生活にそう思う瞬間はたくさんある。
酔っ払い過ぎて街で寝転がってる人。
小競り合いから殴り合いのケンカに発展する人。
どうみてもダメな人を愛してしまう人。
頭では分かっているのに正しいことを出来なくなる。
誰もが完璧に憧れるが、自分自身が自覚するほど完璧な人はいないと思う。
そもそも正しいとは何か。
人と人の衝突を防ぎ、恐れることが正しいことだとするならば、
この世に生まれた沢山の発明やアート、文化は存在しない。
そんなことを考えながら、人間の愚かさから生まれた愛すべき物を観て、聴いて育った僕が作ったラブソング。
(牧達弥)
真夏の部活後の炭酸ジュース
夏休み初日の朝
友達と海に行く前夜
若いっていいな〜。おれもいつまでも少年の心を持っていよう。
そんなワクワクを詰め込んだ一曲!
(牧達弥)
日常をドラマティックにするなんて馬鹿馬鹿しい?
そんな奴に言いたい。だから日々が退屈なのさ!
僕らの生まれたこの星には、沢山の幸運が色んな場所に隠されてる。
誰かが見つける前に君が見つけよう。
世界は美しい。
(牧達弥)
あの頃は良かった。のその頃を僕らは知らない。
大人の言い草だと思っていたことが、今では僕らが大人だ。
これからのこの国に、そして子供達に道を示すためにどうする?
今が最強で最高。
そうずっと思って新しいことをやっていく。
それが僕の答えだ。
(牧達弥)
ピンクフロイドのシド・バレットは音に色や味を感じていたらしい。
これは共感覚といういわゆる第六感で、僕らにとってはかなり無縁の話に感じるが、
それに近いことはみんな体験してるんじゃない?
まるで南の島に来たような感覚、
現実には無い天国や、夢の国を感じたり。
もっと身近な話だと、あなたの大切なあの人が浮かんだり。
音楽にはそんな力がある。
この曲は非現実的な空間に、そっとみんなが逃げ込めるように作った曲。
さぁ音の海にダイブしよう。
(牧達弥)
僕はフォークソングが好きだ。
純粋な自分の意思や愛が詰まってるから。
そんなフォークソングに地元の駅を舞台にした一曲がある。
それは「なごり雪」という曲だ。
知らない人はこれを期に是非聴いて欲しいのだが、
実はこの曲はなごり雪を今の時代にタイムスリップさせた形で僕なりに書いた一曲。
サウンド面は2010年代以降のUKダンスロック×歌詞は1970年代の日本のフォークソング。
そんなことが出来るからやっぱり今が一番楽しいよね。
(牧達弥)
ストレンジャーというと、他人だったり見知らぬ人だったりを想像するだろう。
ただ自分の解釈においては、「ストレンジャー」=「自分」。
協調性ばかりを重視される現代社会において、
自分の根底に気付いたら深く根を張って余計に大きく育った黒い塊を、
大切に且つ恐る恐る抱きかかえている人は沢山いるだろう。
その大切な物を粉々に砕かないと見えないものがある。
自分の中の「ストレンジャー」を破壊して前に進むために必要なものは、他でもない己の力。
自分を越える為の歌。自分を変える為の歌。
(柳沢進太郎)
このアルバム制作の合間に犬を飼った。
思えば小学3年生からの夢。
生後2ヶ月で家に来てから、日々新しい発見や成長があって本当に毎日が楽しくなった。
飼い方も知らず、嫌な思いも知らぬ間にさせてると思う。
それでもしっぽを振りながら膝に飛び乗ってくれる。
そんな凛への僕からのささやかなプレゼント。
愛犬やペットを飼ってる人には是非聴いて欲しい一曲。
(牧達弥)
こんな自分は嫌だ。こんな自分は嘘だ。
と言っていい。でも、
それでも、生きていく。
その自分も受け入れながら生きていく。
大なり小なり差はあっても、それは絶対みんなが背負うものだから。
重要なのはそれを分かってるかどうか。
強い人間ってみんなそうだ。
(牧達弥)
疲れた時は、夜のドライブを想像する。
海岸線や都市のネオンサインを横目に仲間とくだらない話で笑い合って、たまには将来の話もする。
辛い事があったらその分楽しい事をすればいい。
そんな時に自分が聴きたい曲はたぶんこんな曲だ。
(牧達弥)
夢の続き。これからの自分。
今これを読んでくれているあなたに、これからもずっと僕らの音楽を届けたいと強く想った曲。
(牧達弥)